こんにちは、むーです。
人事異動をつげられた日から1年が経ちました。
20代で転職した会社、前職はサービス業だったので、
次は事務職がいいと再就職した会社でした。
事務職は自分に合っていて、転職を繰り返していた私が10年以上続けられました。
人事異動はある会社でしたが、ほとんどが男性で、
女性の場合は営業や専門職の人ばかりだったので、
事務職である私が人事異動をつげられるとは、夢にも思っていませんでした。
まさに青天の霹靂。
今でも人事異動をつげられた日のことは覚えています。
頭の中が真っ白になるって本当になるんだなと、その日1日はずっと頭の中が真っ白でした。
人事異動は、私の人生で1番つらい出来事でした。
正直、「すぐに慣れるよ」「人事異動なんて誰もが通ってきた道だ」など、
親や知り合いから言われる言葉はどれもイラっとしてしまい、
「行きたくもない部署へ異動させられる人間の気持ちなんて、わからないくせに!」
と、卑屈になっていました。
そこで私は、ネットや本で、同じような境遇の人を探します。
でも、なかなかいないんですよね。
同じように嫌な部署へ異動になる人はいますが、皆さん頑張って続けられていて、
異動が嫌ですぐに辞める人は見つけられませんでした。
私が弱いだけなのか?
そう思い、今まで縁のなかった自己啓発本に手を出しましたがどれもしっくりこない。
1年前の私は人事異動が嫌で嫌でたまらなくて、
とにかくこの嫌な気持ちを軽減させてくれる言葉を求めていました。
そして出会った言葉を紹介したいと思います。
合わない水にいたらどんなに強い魚でも死んでしまう
水質悪化したら逃げよう。
この言葉を見た時、人事異動から逃げていいんだ、会社を辞めればいいんだと思えました。
人事異動後の会社は、私にとって毒になる。
毒があると分かっている場所にいて死んでしまっても、誰も責任を取ってくれません。
毒があるんだから逃げて当然、そう思えました。
居心地が良くない環境に自分を合わせるのは愚の骨頂
これは、カズレーザーさんの言葉です。
ぐ【愚】の 骨頂(こっちょう)(「骨頂」は第一、最上の意) この上なく愚かなこと。 最もばかげたこと。
コトバンク
新しい部署が嫌で嫌でたまらないのに、そこに無理に合わせようとするのはバカげたことだ。
そう思ったら、ふと気持ちが楽になりました。
新しい部署が嫌なら嫌でいい。無理に合わせる必要はない!そう思えました。
自分で選んでいるという自覚がある人が幸せ
やっぱりそうだよね、と思いました。
人事異動は会社が決めたこと。
私の人生なのに、会社に自分がいる環境を決められるのは納得がいかない。
私は私で選んだ環境にいる!
私が会社を辞めようと強く思えた言葉です。

当時、胸に刺さった言葉を片っ端からメモしていたので、
誰の言葉だったのかほとんど覚えていません。すみません。
最後に
この言葉に出会って、今の私は、
自分がいたいと思える環境、幸せだと思える環境に自分がいるか
どうかを基本に生活しています。
今の環境はいたい、幸せだと思えるのでこのまま継続する予定です。
もしこの先、この環境にはいたくないと思えば、今の生活はやめて、新しい環境を探します。
決めることはせず、その時その時の気持ちで動いていこうと思っています。
言葉って不思議な力があって、本当に救われました。
もし何か辛いこと、嫌だと思うことがあれば、たくさんの言葉に触れることをオススメします。
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