こんにちは、むーです。
わたしは今、14年勤めた会社を辞めて有給消化中なのですが、
時間がたくさんあるので、仕事をしている間、なかなか会えなかった友達に会っています。
友達は子育て中な子が多く、会うのはだいたい友達の家なのですが、
昨日、行った友達の家には旦那さんもいました。
その旦那さんとは会えば話すくらいの仲で、私が行く日に家にいれば、
いっしょに話をしますが、話に飽きればゲームをしたりと自由にしてくれるので、
あまり気を使わずにすむので楽な存在です。
なので今回も気楽な気持ちで行ったのに、その旦那さんに怒られました。
40代で独身で、長く勤めた正社員を辞めたうえに再就職しない。
これが旦那さんの怒りに触れたみたいで、

むーちゃん、考えが甘すぎない?
と、怒られました。
この旦那さんは他人に興味がなさそうだったので、まさか怒られるとは思っていなく、
完全に気を緩めていましたが、「こういう怒られ方をすることがあるかもしれない」
と対策は練っていたので、最後は和やかに場を終えることができました。
自分の物差しで、人の決めたことを「甘い」と言ってくる人はたくさんいます。
今回は、わたしがどうやって場を収めたか、事の顛末をお伝えしようと思います。
旦那さんの怒りメーター0%
わたしが仕事を辞めたことは伝えていたので、家に着いて、友達の第一声は

ビックリしたよ~!
でした。その時の旦那さんは「なにがあったの?」と心配してくれていて、
14年勤めていた会社を辞めるとは、何か大きな問題が起きたに違いないと、
思ってくれていたのだと思います。
そこで私は、人事異動があって、そこでの仕事をどうしてもしたくなくて辞めた、
他の部署や元の部署に戻るなど提案してくれたが、会社自体が嫌になったので辞めた、
と伝えました。
この時、旦那さんを取り巻く空気が、少しだけ変わったのに気がつきました。
旦那さんの怒りメーター20%

異動した先の仕事を1カ月もしてないのに、もう嫌だと分かったの?
40歳になって新しいことを覚えるのは大変だ、でも時間とともに理解できるようになって、
仕事もできるようになってくる。せめて1年は様子みてみたら?
ごもっともだと思います。そして、そんなの私だってわかっています。
なので、私はこう言いました。

覚えたくもない、たったの1日もしたくない仕事だった。
そうなんです。様子なんてみることも苦痛なくらい嫌な仕事だったんです。
というか、様子なんてみなくても、嫌なものは一生嫌なんです。
食べると吐いてしまうくらい嫌いな食べ物を、毎日食べる必要がありますか?という話なんです。
そう伝えると、そこは納得してくれました。
旦那さんの怒りメーター50%

その仕事ができないなら、他の部署に行けばいいじゃん。
元の部署にも戻れたんでしょ?どうして断ったの?
これも、ごもっともです。何の事情も知らなければ、そう思うでしょう。

他の部署も同じように嫌な仕事だった。
元の部署は、私が戻ると他の誰かが代わりに異動させられる。
みんな異動はしたくないだろうから、私が戻るわけにはいかない。
これは一瞬、納得したようでしたが、すぐに

むーちゃんが辞めるなら、
どっちにしても元の部署の子が異動させられるんじゃないの?
ときたので、

わたしが辞めれば、元の部署はマイナス1人の人員のままなので、
これ以上、人が異動することはない。
新しい部署は、また社員が辞めたら困るから、派遣を入れる予定らしい。
そう言うと、納得してくれました。
旦那さんの怒りメーター MAX100%
ここから、一気に旦那さんの怒りメーターがMAXになります。

でも正社員を辞めるのは、もったいないよ。
40代で正社員はもうないんじゃない?

転職するつもりないから大丈夫!

え?転職しないってどういうこと!?
空気がピリっとなりました。ここまで、友達はほとんど言葉を発していません。
どちらかというと私寄りで、

それは仕方ないよね~
という感じでしたが、この転職しないに関しては、
友達も「どうするの?」と心配した様子でした。
ここで、以前に記事にした「辞めてどうするの?」に対する正解の答えを言いました。
詳しくはこちら ⇒ 【40代独身女性が会社を辞める】周りの反応は?

在宅で文章を書く仕事したいから、勉強しようと思ってるよ。
友達は、私が文章を書くのが好きなことを知っていましたし、
小学生からの付き合いで私の性格もよく知っているので、

この年で新しいことにチャレンジするのは凄い!応援するね!
となってくれましたが、旦那さんはそうなりませんでした。

むーちゃん、考えが甘すぎない?
文章を書く仕事ってなに?
それってお金になるの?
生活していけるの?
税金払っていかないといけないんだよ?
まさか税金は払わないつもりじゃないよね?
他にもたくさん言われた気がしますが、とにかく、
「文章を書くなんてことで、生活していけるのか?考えが甘くないか?」ということでした。
考えが甘いってなんなんでしょうね?
わたしがどんな環境にいるか、わたしがどんな気持ちでいるか、
わたしじゃない人が、私の考えの何がわかるのでしょう?
あなたにとって甘いと思うことが、誰かにとっては辛いかもしれないと、
想像力をもって考えて欲しいです。
と、そんなことを言って、やり合うつもりはなかったので、

心配してくれてありがとう。
でも、収入がなくても一生困ることがないくらい貯蓄があるから大丈夫!
と、伝えました。
旦那さんは「え?」と驚いた様子でしたが、「投資をしたりして、貯蓄はかなりある」と、
投資の説明をしたら「じゃあ、もう働かなくてもいいじゃん!」と、信じてくれました。
「それだけお金があるのに、文章を書く仕事をしようとしてるのスゴイね」と、
最後は友達といっしょに応援してくれるまでになりました。
ちなみに、一生困ることがないくらいの貯蓄はありません。笑
まとめ
今回、旦那さんが怒ったのは、
この2点だったと思います。
特に、無職になるということにお怒りでした。
前にも書きましたが、仕事を辞めて再就職するつもりがない時は、
収入がゼロでも生きていけるだけの貯蓄があるので大丈夫
というのが、1番うまく場が収まります。
そして、「心配してくれて、ありがとう」と伝えることも、相手が我に返って、
「怒ってしまって悪いことしたな」と思ってくれるので、和やかになります。
毎日、嫌な仕事を我慢しながら続けている人にとって、
無職でいる人間に腹が立つのも分かります。
相手の立場に立って、言葉は発したいなと改めて思いました。
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