こんにちは、むーです。

今月から完全に無職になりました!
有給消化中は、会社には行っていませんでしたが、まだ会社員だという自覚はあったので、
自分の気持ちも中途半端だったのですが、完全に無職になった今、心からスッキリしています。
思い返すと、会社員だった時、ときどき漠然とした不安に襲われていました。
基本的には、何も考えず、何かあっても楽観的に考える人間なのですが、
年齢を重ねるにつれて、ときどき不安に襲われるようになりました。
親が高齢で病気がちになったり、自分も老いを感じることが増えたからですかね。
不安になる、はっきりとした理由は分かりませんでしたが、おそらく、
これからどうなるのか分からない将来に対して、不安を感じていた
のだと思います。
それが、人事異動の内示をうけて、将来について考えるようになり、
やりたいことを見つけて会社を辞めてから、漠然とした不安に襲われることがなくなりました。
【不安(強)】会社員時代は生きているだけの状態
私は会社員でいた時、ただ生きているだけでした。
決まった時間に会社に行って働けば、毎月きまった収入があるのですから、
将来のことを考える必要がなかったのです。
ただ、そのことを疑問に思うこともなかったですし、
ただ生きているだけといっても、旅行やライブなど、楽しみはあったので、
不満もなく過ごしていました。
ただ、若い頃にあった情熱というか、気持ちがすごく高揚するようなことはなく、
そのことに物足りなさは感じていたのかもしれません。
そんな毎日を送る中で、特に夜、眠る前に突然、漠然とした不安に襲われることがありました。
理由もわからず「このままでいいのだろうか」「両親になにかあったら」など、
起きてもいないことを考えて、不安になっていたように思います。
だからといって、現状を変えようと思っていませんでしたし、
変える必要も感じていませんでした。
【不安(中)】 人事異動で将来を考える
人事異動は人生で最大のピンチでした。
居心地のいい部署から行きたくない部署へ行かなければならないなんて、
どんな苦行を与えてくれたんだと、人事異動を決めた会社に、
怒りと悲しみでいっぱいになりました。
しかし、この人事異動のおかげで、将来についてしっかりと考えることができたのです。
今までは会社を辞めたいと思っても一過性のもので、本気で辞めようとは思っていませんでした。
それが、人事異動で行きたくない部署への異動が決まってから、
その部署で残り20年も働けないと思い、会社を辞めることを本気で考えるようになりました。
会社を辞めるということは、辞めた後のことを考えなければいけません。

わたしは40代で、正社員として転職できるのだろうか?
最初は、転職を考えました。
しかし、色々なことを考えていく中で、自分がセミリタイアできることがわかり、
将来への不安が徐々に薄れていきました。
その時のことはこちらへ ⇒ 40代独身女性が突然の人事異動により退職を考えた話
【不安(弱)】 退職することを会社へ伝える
私は、人事異動を受け入れ、異動しましたが、
異動して3日目に、会社へ辞めると伝えています。
本当は、セミリタイアできる環境を整えてから辞めようと思っていたのですが、
1日も我慢できず、辞めてしまいました。
会社を辞めることが自分の中で決定的になったら、早く辞めたくなり、
辞めることに奮闘していたので、不安に思うことは、ほぼなくなりました。
【不安(ゼロ)】 退職日が決まる
退職したいと伝えてから、約3週間後に退職日が決まりました。
会社もあの手この手で引き止めてきて、思った以上に時間が掛かってしまいました。
早く会社を辞めたい方はこちらへ ⇒ 【失敗から学ぶ】早く会社を辞める方法
しかし、退職日が決まってからは、考えることは会社を辞めた後のことだけなので、
思う存分、自分がやりたいこと、退職後の生活のことを考えることができました。
将来、自分がこうなっていたいと思う理想像が明確になり、
今後はそれに向けて、頑張っていくだけです。
そのためにも、やらなければならないこと、やりたいことがたくさんあるので、
不安を感じている暇がありません。
「これからどうなるのだろう」という漠然とした不安は、
会社を辞めて無職になることで、
「これからは、やりたいことをやっていける」という期待へ変わりました。
まとめ
わたしが会社員時代に感じていた漠然とした不安は、
将来について何も考えていなかったから、感じていたのだと思います。
会社員でいると、何も考えなくても生きていけるので、それに甘えていたんですね、きっと。
もし今、将来について漠然とした不安があるのなら、
無職になってください!とは言いませんが、
将来、自分がどんな自分でいたいか、
しっかりと考えてみることをオススメします。
どんな自分でありたいか、その時の自分の状態、環境を考えることで、
そうなれるように進んでいけばいいので、進んでいる内に、いつの間にか、
漠然とした不安は消えています。
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